皆さんこんにちは。

このサイトでは、「操法大会」とか「操法訓練」など、よく操法という言葉が出てきます。

今回は、この操法について詳しく説明します。

【操法って何？】

操法の正式名は消防操法です。

消防操法は消防職員や消防団員の訓練の一つです。

この訓練で、消火活動の基本的な手順を習得するのです。

操法には、小型可搬ﾎﾟﾝﾌﾟ操法とﾎﾟﾝﾌﾟ車操法があります。

第7分団は小型可搬ﾎﾟﾝﾌﾟ操法の訓練を行っています。

設置された防火水槽から小型ポンプで吸水し、火災現場に見立てた火点と呼ばれる的をめがけ放水し、撤収するまでの一連の手順を演技します。

操作は素早く、正確に、規律正しく美しさを求められます。

採点は各個動作の正確さ及び火点が倒れるまでのタイムが減点方式で採点され、減点が少ないチームほど上位となります。

【操法大会の採点について】

小型ポンプ操法チームは、指揮者・1番員・2番員・3番員・補助員の4名で行います。

採点の対象になるのは、補助員以外の隊員となります。

各隊員は15点ずつ配分されます。間違った動作や、危険とみなされる動作は減点となり、

減点された残りの点が得点となり、4人の得点合計をチームの得点とします。

15点×4人＝60点　60点-4人の減点＝チーム得点

また、火点の的を倒す所要基準時間がありその時間にも20点が配分されています。

所要基準時間は45秒で45秒より1秒遅れるごとに1点減点され、逆に1秒早まるごとに1点加算されます。

その他に、総合評価の採点があります。

規律・節度　　4点

敏しょう性　　4点

士気　　　　　4点

安全性　　　　4点

操法要領遵守　4点

の合計20点が配分されていて、減点の残りが得点となります。

つまり、

各隊員15点×4人＝60点　

所要基準時間45秒　20点

総合評価　20点

持ち点合計は各チーム100点で

100点ー各減点＝チームの採点となります。

大体わかっていただけたでしょうか？